北園中央の並木道、 「アメリカフウ」の紅葉が見ごろとなりました。 例年より、1週間程遅めの紅葉具合です。 ただ、今年のアメリカフウの葉を、 よく見ていただきますと、 このように、↑↑ 葉っぱの先端が、 トキントキンじゃないのです。 これは、 あの何度もやってきた、 大型台風の仕業です。 やっと見つけたトキントキンのこちらの葉も、↑↑ よく見ると、 先っぽがいまいちトキントキンしていません・・・。 あっ、ところでトキントキンの意味、 わかりますか? 「尖っている」ことを表現する言葉ということです。 トキントキンは名古屋弁のようで、 私も初めて聞いた時から気に入って、 今では当たり前のように使ってます(^-^; 知らない方は是非、 トキントキンを見つけて、 トキントキンって言ってみてください。 ちょっとはまる言葉ですよ(^_-)-☆ さて、話は戻りまして、 台風の強風は、 葉っぱも飛ばす勢いでした。 なので、 歯抜けならぬ葉抜けになった、 アメリカフウもありまして、 こちら右側の木のように、↑↑ 葉っぱの数がとっても少ない、 アメリカフウもあります。 遠目にご覧いただいても、 このように、 スカスカした感じに・・・。↑↑ 「上から見てても、トキントキンの葉っぱは見あたらないよ~。」↑↑ モズさんも木のてっぺんから探してくれましたが、 台風がやってくるまではきれいな星形だった、 何万枚の葉っぱ達は、 そのほとんどが、 ダメージを受けたままの姿で、 紅葉しているようです。 でも、汚く醜い姿だからと言って、 人間のように新しい服に着替えたり、 お化粧してごまかすことはしません。 自然をありのままに受け止め、 堂々とした姿で立っています。 しかしそれでも美しい、 アメリカフウの紅葉並木。 こちらの小さいナンテンも、↑↑ 小さい枝をめいいっぱい広げて、 アメリカフウの紅葉に、 色どりを足してくれていましたよ。 「がんばれ~(^O^)/」 そんな事情のアメリカフウの紅葉並木。 今しか見られないその様子を、 墓参に散策の際に、 ご覧いただければと思います。 園内各所では、 アメリカフウ以外にも、 木々の紅葉はどんどん進んできています。 赤や黄色の、色鮮やかに♬ みどりが丘公園会館前の調整池周りのサクラは、↑↑ 紅葉のスタートが早かったため、 そのほとんどが落葉しましたが、 まだ残っている葉は真っ赤で、 秋の陽光に輝いています。 ところで、会館前庭では、 こちらトキントキンの星型のお花、 赤や白、ピンク色のペンタス達が、 またまた見ごろとなってきました★☆★ ↑↓ これは、5月、 「のりくら保育園」の園児の皆様が植えてくれたお花達です。 先ほどのアメリカフウと同じように、 自然の影響を受けて、 なんどもダメージを受けましたが、 木と違い草花ですので、 なんども復活して、 ずっとお花を咲かせてくれていました。 アメリカフウはきれいなトキントキンを失いましたが、 ペンタスが楽しくトキントキンを生み出してくれています。 園児のみなさんに植えてもらった、 こちらのやわらかい紫色の花を咲かせる、 アゲラタムも、 何度も復活し、 いろんなお花とコラボしながら、 次々モコモコ咲いています。↑↑ 植えてくれた子供達もあれから半年が経ち、 この力強く咲く花々のように、 いろんな出来事を経験し、 きっとたくましく大きくなっていることでしょうね(*^-^*) ところで、会館周りで実る、 こちらのトキントキンの赤い実の植物は、 ハイビスカスローゼルと言います。↑↑ 何年か前、 この植物の種を私に譲ってくれた方は、 最近、あの世へ逝かれました。 さみしいです。 でも、来年もこの実から生まれた種を植えれば、 またお会いできるような、 そんな気がいたします。 そのハイビスカスローゼルの中をよく見ると、 こちらの大きなお腹のコカマキリさんが、 大切な卵の産み場を探しているようでした。↑↑ 命は繰り返し、 そして終わりなく、 どこかで続いている・・・。 真っ赤なトキントキンの植物達に、 いろいろ考えさせられた、 そんな一日が、 今日も終わろうとしています・・・。